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発注業務は1日5分!
LINCLEに任せて自動化できています!

LINCLE 導入事例

北海道 なの花薬局札幌月寒店
薬局長:小泉康太さん

なの花薬局札幌月寒店 小泉さん

LINCLEを導入したことで、発注業務の削減が実現した「なの花薬局札幌月寒店」
発注業務にかかる時間を削減して、患者さまのために時間を使い、今後はかかりつけ薬剤師・薬局を推進していきたい、というお考えです。
薬局長の小泉さんに、LINCLEのご利用方法についてお伺いしました。

【効果】発注業務は自動化で1日5分!

発注業務が自動化で1日5分に!

- LINCLEをご利用いただいて、どのようなところにメリットを感じていますか?

小泉さん:「発注業務にかかる時間がとても短くて済む」というところが一番大きなメリットですね。
LINCLEが需要を予測して、必要な医薬品と発注量を決めてくれるので、ほぼ任せています。
毎日決まった時間に自動で発注までしてくれるので、患者さまの気持ちに寄り添った対応に時間を使えています。
自動発注する前に発注内容を確認できるのですが、需要予測の精度が高いので確認はあまりしていません。
発注業務にかかっている時間は1日5分くらいですね。

- 発注業務を短くする上で、工夫されていることはありますか?

小泉さん: LINCLEでは医薬品ごとに発注設定を変えることができるのですが、なるべく多くの医薬品を自動で発注されるように設定しています。
自動で発注されない医薬品が多くなると、発注業務にかかる時間が長くなってしまいます。
処方や在庫の状況を調べて、患者さまがいつ来られるのか、どれくらいの量を在庫しておけば良いのか、考えて発注する必要があります。
LINCLEが自動で計算してくれれば人の判断は不要になるので、その分発注業務時間を減らすことができます。

【活用】LINCLEの需要予測は信頼できる

LINCLEの需要予測は信頼できる

- LINCLEに発注業務を任せることに不安や抵抗感はありませんでしたか?

小泉さん: 導入当初は不安でしたよ。過剰に発注されたり、不足にならないかな?大丈夫かな?と。
新しいシステムに変わるということもあって、使いこなせるかどうかも分からなかったですし。
ところが今では殆どの医薬品をLINCLEの需要予測、自動発注機能で発注しています。
使っていくうちに、LINCLEに任せても大丈夫だとなっていきました。
一部の高額な医薬品などは自動発注をせず、人が発注の判断をするように決めていますが、 90%以上の医薬品は自動で発注することができています。
LINCLEの需要予測の精度は信頼できますね。患者さまの処方日数が急な変化をするなど、想定外のことが起きない限り、欠品することはほぼないです。

【活用】患者さまの状況に応じて在庫量の調整が可能

欠品防止対策に発注量を調整することも

- それでも欠品をしてしまうことはあるのですね。

小泉さん:もちろん、100%欠品が防げるとは思っていません。
例として、30日分の処方箋を定期的にお持ちになる患者さまがいるとします。
この方が急に60日分の処方箋をお持ちになると、用意していた医薬品が不足して欠品になることがあります。
過去の処方実績からは予測できないケースですよね。
たまたま発生したものなら良いのですが、その医薬品が頻繁に処方されるものなら、また同じことが起こるかもしれない。
だから余裕を持って多く在庫したい。と考えるようになります。
でも多く持ちすぎても廃棄のリスクが高まってしまいます。

LINCLEには需要予測された数量に上乗せして発注する機能があります。
変動する処方状況に合わせて需要を予測するので、在庫量が増えすぎることもなく安心です。

【活用】出荷調整の状況下でもLINCLEは役に立つ

出荷調整の状況下でもLINCLEは役に立つ

小泉さん: ただ、ジェネリック医薬品が出荷調整になることが多く、発注業務の大変さは感じています。
LINCLEが自動で発注してくれても、医薬品卸から入ってこなければ結局不足してしまいます。

LINCLEでは同じ一般名の医薬品を、メーカー違いで一括検索できます。
医薬品卸から出荷調整の連絡が来ていないものを探して、発注する医薬品を切り替えて対応しています。
また、なの花薬局の他店舗の在庫や処方されていない期間もLINCLEで見れるので、不足した医薬品を譲ってもらうこともスムーズにできますね。
LINCLEの他店舗在庫参照機能は、リアルタイム性が高くて気に入っています。

- 様々な機能をご利用いただいていますね。操作の習得にあたってはLINCLEサポートチームの手助けが必要でしたか?

小泉さん: 使い方に関してはマニュアルもありますし、実際に操作して、一連の流れを見ることで自然に習得できましたね。
今では当薬局の薬剤師は全員LINCLEを使えるので、持ち回りで操作しています。

サポートといえば、以前、棚卸を実施したときに誤った在庫数をLINCLEに登録してしまい、実際の数量とLINCLEの在庫数量に相違が出てしまったことがあります。
そのときにサポートチームに連絡したら、丁寧に対応方法を教えていただきました。
すぐに数量の相違を解消することができて助かりました。

【展望】若い世代に向けてかかりつけ薬剤師・薬局を推進したい

若い世代に向けてかかりつけ薬剤師・薬局を推進したい

- 発注業務にかかる時間が削減された分、その時間を使って患者さまのために今後実施していきたいことはありますか?

小泉さん: 現在進行形で取組を行っていることですが、患者さまの処方箋を一元管理する、かかりつけ薬剤師・薬局をもっと推進していきたいです。
当薬局はショッピングモール内に位置していて、医療モールと併設されています。
医療モールには小児科も入っているので、比較的若い世代の方の来局が多い傾向にあるんですよ。

若い方が多いため、LINEを活用したかかりつけ薬局化支援サービス「つながる薬局」の登録者数も多くなってきています。
LINEでお友達登録をされた患者さまから処方箋を送っていただくのですが、中には今までお受けしたことがない医療機関の処方箋もあって、いわゆる面処方が増えてきています。
当薬局の近隣にお住まいの方が離れたところの医療機関にかかっても、当薬局に来ていただけているということですね。

【つながる薬局について】
株式会社ファーマシフトが提供するLINEを活用したかかりつけ薬局化支援サービス。
処方箋送信、お薬手帳、服薬フォロー、オンライン服薬指導・決済等の機能がオールインワン。

 →つながる薬局WEBサイトはこちらから

小泉さん: もちろん、立地条件だけではなく、当薬局に来ていただけるよう、患者さまへの積極的なお声がけもあっての効果です。
かかりつけ薬剤師・薬局を推進する具体的な活動としては、投薬後の服薬フォローを通じて患者さまの症状の変化を注視します。
ドクターへの情報提供も増やしていくなど、患者さまのことを考えた活動を行っていきたいですね。
当初は医療モールからの処方箋受付が主でしたが、現在は120以上の医療機関からの処方箋をお受けしています。

- 面処方の割合が多くなると、在庫管理や発注業務は大変ではないですか?

小泉さん: 面処方の場合、今まで採用していなかった医薬品の処方箋をお受けした場合など、どうしてもすぐに医薬品をお渡しできないことがあります。
患者さまには丁寧にご説明し、極力早く医薬品をご用意できるようには努めていますね。

そのように一度お渡しできない状況になっても、次回以降は同じことが起きないように対処しています。
医薬品をお渡しする際には、患者さまに次回以降も当薬局に来られるか、意志確認をするようにしています。
次回も来られる予定の場合は、LINCLEの需要予測に任せていますね。
前回の処方状況を元に自動で発注してくれるので、次回来局時に医薬品が不足することもなく患者さまにお渡しすることができています。

【総括】発注業務時間が減って患者さまとの時間が増えた

発注業務時間が減って患者さまとの時間が増えた

- 最後に、LINCLEの導入を検討している薬局の方にお伝えしたいことはありますか?

小泉さん:LINCLEを導入してから、発注業務時間が減っていることを実感しています。
発注業務に時間を割かない分、その時間を患者さまへの対応にもあてられます。

- 小泉さん、ありがとうございました。

なの花薬局 札幌月寒店

品目数 約2,100品
処方箋応需枚数 約2,200枚/月
応需医療機関数 127件(2023年9月実績)
人数規模 薬剤師4名、事務スタッフ3名体制
なの花薬局 札幌月寒店
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